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【徹底解説!】坐骨神経痛の原因と対処法について

鍼灸整体院Good Fortune 院長の原田です!

今回は「坐骨神経痛」について解説していきます。

まず、坐骨神経痛というのは症状の1つであり、疾患ではありません。

ですので、何が原因で坐骨神経痛になっているのか?をできるだけ明確にすることが症状改善に繋がってきます。

この記事を読んでいただき少しでも理解を深めていただけたら嬉しいです。

 

神経痛とは

 

神経痛は、神経が損傷または圧迫されることによって引き起こされる痛みのことです。それに伴い、痛みの感じ方が異なる場合があります。坐骨神経痛はその一種で、坐骨神経が圧迫されることによって発生します。坐骨神経痛は多くの人々が経験する共通の症状であり、特に座っている時間が長い人や、運動不足の人に多く見られます。

 

坐骨神経痛とは

 

坐骨神経痛は、坐骨神経に関連した痛みのことを指します。この神経は、腰部からお尻、そして腿の後ろを通り、ふくらはぎや足まで伸びています。神経痛が起こると、痛みやしびれ、感覚喪失といった症状が現れるのが特徴です。坐骨神経痛は一般的に、急性または慢性の形で見られます。急性の場合は突然発症し、強い痛みとともに状態が悪化することがあります。慢性の場合は、数ヶ月以上にわたって痛みが続くことが多いです。

 

 

坐骨神経痛の症状

 

坐骨神経痛の症状は多様ですが、いくつかの共通の特徴があります。主な症状は、以下の通りです。

 

・痛み:お尻から脚にかけての鋭い痛みや鈍痛。

 

・しびれ:脚の後ろや外側にしびれを感じること。

 

・感覚喪失:脚や足の感覚が鈍くなる場合があります。

 

・筋力低下:影響を受けた筋肉に力が入らないことがあります。

 

これらの症状が出た場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。

 

坐骨神経痛はなぜ起こるのか

 

坐骨神経痛の発生メカニズムは複雑ですが、主に坐骨神経に対する圧迫や刺激によって引き起こされます。以下では、そのマカニズムを詳しく解説します。

 

坐骨神経のメカニズム

 

坐骨神経は、腰椎から出ている神経の一つで、下肢に感覚と運動の指令を伝えています。坐骨神経が圧迫されると、その信号が正常に伝わらなくなり、痛みが感じられます。これが、坐骨神経痛の基本的なメカニズムです。

 

また、神経が圧迫される原因はさまざまですが、特に以下のような要因が影響します。

 

・姿勢:長時間同じ姿勢でいることで神経が圧迫されることがあります。

 

・筋肉の緊張:筋肉が緊張し、神経を圧迫する場合もあります。

 

・腫瘍:あまり多くはありませんが、腫瘍が神経を圧迫することもあります。

 

・怪我:腰部やお尻に対する外的な圧力や衝撃が神経を損傷することがあります。

 

 

 

坐骨神経痛の原因となる疾患

 

坐骨神経痛はさまざまな疾患が原因で起こることがあります。以下に、坐骨神経痛を引き起こす主な疾患について解説します。

 

椎間板ヘルニア

 

椎間板ヘルニアは、特に若い人々に多く見られる疾患です。椎間板が外側に飛び出し、隣接する神経を圧迫します。これにより、坐骨神経痛が引き起こされることがあります。ヘルニアの進行度に応じて、症状の軽さや重さが変わります。

 

脊柱管狭窄症

 

脊柱管狭窄症は、高齢者に多い疾患で、脊柱管が狭くなることによって神経に圧力がかかる状態を指します。特に歩行中に痛みが増すのが特徴で、脚のしびれや感覚の喪失を伴うことがあります。適切な治療を行うことで症状を改善することが可能です。

 

梨状筋症候群

 

梨状筋症候群は、梨状筋という筋肉が坐骨神経を圧迫することによって起こります。この状態においては、休日や長時間の座位が影響を与えることが多く、特に上半身から下半身にかけてのストレッチや運動によって改善されることがあります。

 

神経痛の鍼灸治療

 

坐骨神経痛に対する治療法の一つとして、鍼灸治療が注目されています。古代から行われているこの治療法は、多くの人々に高い効果が期待されています。

 

 

 

鍼灸による坐骨神経痛の改善

 

鍼灸治療は坐骨神経痛に対しても効果的です。具体的には、以下のような方法で症状を改善することができます。

鍼が筋肉を刺激することで、血行が良くなり、緊張がほぐれます。これにより坐骨神経への圧迫が軽減し、痛みが和らぎます。

また、低周波の電流を患部に流すことによって坐骨神経に直接作用させることができ、痛みの抑制が期待できます。

更には即時効果も期待できますので、1回でかなり症状が軽減した例も多数あります。

 

結論

 

坐骨神経痛は多くの人々に起こりうる共通の症状であり、その原因は複雑です。しかし、適切な治療法を見つけることで改善が期待できます。

ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患の場合、病院へ行くと手術も検討することになります。しかし、手術をしたから100%改善するとは限りません。

実際に手術をしたけどまだ神経痛が残っているというお声をよくいただきます。日常生活の過ごし方や、普段の姿勢がかなり影響を及ぼします。そういった部分を改善することができれば、症状も自ずと改善していきます。

当院では神経痛の施術も得意としております。もしこのような症状でお悩みであればぜひ一度、ご相談ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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